Asumi Tokunaga

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MC Digitalの新卒社員オンボーディング紹介!

みなさん、こんにちは! MC Digitalの徳永です。

2023年4月、MC Digitalには7名の新卒社員が入社しました!! 総勢70名を超え、パワーアップした組織へと成長中です!

今回はMC Digitalの新卒研修コンテンツをご紹介したいと思います。
4月3日(月)の入社式後、2週間のオンボーディングがスタートしました。 各分野のプロフェショナルが集うMC Digitalの力を最大限発揮し、7名の新卒社員に凝縮した内容を伝えていきます。

2週間のオンボーディングはこのような内容になります。
講義や自習期間を経て、各プロジェクトに本格的に入っていく流れとなります。


  • チームの生産性を高めるコミュニケーション・ドキュメンテーション
  • 良いエンジニア・データサイエンティストとは?
  • 認証、権限、階層構造…企業として利用するGCP
  • AIプロジェクトで利用するGCPの各種サービス概論
  • AI・データ分析プロジェクトの流れ
  • 持続可能なソフトウェア開発
  • 開発環境整備について
  • Data Visualization ことはじめ
  • 安全な Python の書き方 (mypy など)
  • 最適化案件におけるソフトウェアエンジニアリング
  • コードベースの作り方
  • テストの書き方
  • BigQuery / pandas ノック
  • Docker / Kubernetes ことはじめ
  • 最適化問題入門
  • gitのツマミになる話
  • 線形計画入門
  • Webアプリ入門
  • 機械学習コンペのノウハウ
  • 自社プロダクト overview
  • チームビルディング(マシュマロチャレンジ)

今回、新卒オンボーディングを企画した米倉さんに話を聞いてみました!

研修設計でどのような点を意識して企画しましたか?

オンボーディングの目的は、新入社員がなるべく早く「高いパフォーマンスを発揮し成果をあげられる状態」になれることと置いています。 オンボーディングは、一般的に言われている「オンボーディング5つの壁」※を参考にし、新入社員が十分なパフォーマンスを発揮し始めるまでの「壁」を取り払えるように、昨年度から設計しています。
※元Google人事のピョートル氏が提唱した「オンボーディング5つの壁」

具体的な進め方としては、入社後最初の3週間は自習教材をもとに自習を進めてもらいつつ、講義や OJT を受けてもらいます。 前半2週間では前述の講義などを受けつつ、データサイエンティスト / エンジニア の全社員共通で必要なスキルやツールの使い方を学んでもらいます。 残りの後半1週間では徐々にプロジェクトに参加してもらいながら、必要に応じてプロジェクト固有で必要なスキルやドメイン知識などを自習やプロジェクト上長の指導を基に学んでもらいます。 オンボーディング終了後プロジェクトに参加するときには、技術的なハードルがなくなっている状態を目指して研修を設計しています。


☝オンボーディング全体スケジュール

すぐに活用できる技術的知見が詰まってますね。他にも意識しているポイントはありますか?
他には「人間関係の壁」を取り払えるよう、プロジェクト外の社員にメンターになってもらって雑談の時間を設けたり、自習期間中にもプロジェクトメンバーが集まるDaily Meeting に適宜参加してもらうなど早く会社全体に馴染んでもらえるよう意識していました。 自習や研修を通じて、技術的なドメイン知識をキャッチアップできる環境を整え、また早期にコミュニケーションのハードルがなくなるようにすることで、研修後になるべく早く高いパフォーマンスを発揮してもらえる状況を目指しています。 加えて、プロジェクト上長と入社後3週間、3ヶ月など期間ごとに “Expected Skills” (できるようになっていて欲しいこと) をすり合わせて、長期的に成長できるような環境づくりを心がけています。

講義内容や担当社員はどのように決めているのですか?
講義内容は基本的に前年度を引き継ぎつつ、「こういう講義があってほしい」というフィードバックを取り入れて一部新しい講義を追加しています。 また、メンター社員は新卒2年目のメンバーやこれまで新卒研修に関わっていない人にお任せするなど、講師も含めて属人化しないようデータサイエンス部門とエンジニアリング部門全体で回すようにしています。

会社全体で新入社員を受け入れていく環境が整っていますね!新卒2年目からメンターを担当したり、米倉さんも入社3年目で研修のリーダーを務めたりと、若手メンバーが主体になってますね。
通常のプロジェクトでもそうですが、研修企画でもメンバーが能動的に動き、毎年コンテンツもアップデートされています。設立4年目の若い会社で、ここまで新卒の教育体制が整っているのは珍しいのではないでしょうか。

米倉さんイチオシの講義はありますか?
あるメンバーが作った「gitのツマミになる話」は実用的な内容が分かりやすく書かれていて面白いと思います。gitのリポジトリが何か、gitのハッシュがどう管理されてるかなど自作の絵もあわせて分かりやすくまとまっています。事後アンケートでも「実践的な内容が詰まっていて参考になった」とのコメントが寄せられました。


☝「gitのツマミになる話」の資料の一部

他にもおススメの講義はありますか。
去年「チーム内での報告のあげ方が分からない」というフィードバックがあり、それを受けて今年は「チームの生産性を高めるコミュニケーション・ドキュメンテーション」という講義を追加しました。例えば、仕事の進め方の基礎として、自分の仕事のステータスを周囲に伝えることの大切さや、社内で使っているコミュニケーションツールの適切な使い方といったような、業務全般に関わるコミュニケーションについての内容になります。 新卒社員の生産性だけでなく、チーム全体の生産性を高めることを期待した講義になり、事後アンケートでの評判も良かったです。

MC Digitalは基本的にリモートワークをしているメンバーが多いので、コミュニケーションの仕方に共通理解があるとチーム全体の生産性が高まりますね!

2023年度は7名の新卒社員が入社し、会社全体で70名となったMC Digitalですが、若手メンバーが中心となって充実したオンボーディングや受け入れ環境を整えています。
HPを一部リニューアルし、Careerページも見やすくなりました!同時に2025年度新卒採用もスタートしてますので、ご興味のある方はぜひご応募ください! https://www.mcdigital.jp/careers/

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